
不登校の子どもの中には発達障害を持つ場合が多くあり、放課後等デイサービスを利用することがあります。支援内容については様々で、学習支援をしているところもあれば、SSTをしているところもあれば、ディープレイスのように専門スキルを学べるところもあります。
もし放課後等デイサービスを不登校の子どもが利用するのであれば、フリースクール的に利用できる施設を選ぶことをおすすめします。
フリースクールと放課後等デイサービスの関係性
フリースクールは小学生・中学生が通う場所で、学校に行きづらい子どもが利用されています。フリースクールは学校ではありませんから、子どもが行きやすいことが第一に考えられています。最近では個性豊かな場所が増え、関西でも多く存在します。
関西圏のフリースクールをお探しでしたら、ふりー!すくーりんぐの加盟団体MAPを見ていただくと良いと思います。
実はフリースクールと放課後等デイサービスは、併用している子どもも多くいます。昼間はフリースクールで、夜は放課後等デイサービスで過ごすというパターンです。フリースクールで提供できるものと放課後等デイサービスで提供できるものが違う場合は、併用することはすごく意味のあることだと言えます。
例えばディープレイスでは不登校の子どもたちに対して、プログラミングやパソコンスキルを楽しく身につけられるような支援を行っています。また学習支援をその子どもたちに合わせて支援しています。フリースクールでそこまで専門的に教えてくれるところは少ないため、併用する意味があります。
またフリースクールは有料ですが、放課後等デイサービスは利用上限負担があり、障害福祉のサービスとして利用することが可能です。経済的な負担を考えると、放課後等デイサービスが使える場合にはそちらを使うほうが良いかもしれません。
不登校の子どもたちの居場所は複数あってもいい
もう一つ、放課後等デイサービスとフリースクールを併用することが良い理由に、不登校の子どもたちの居場所は複数あったほうが良いということもあります。家と学校、その他にもフリースクールや放課後等デイサービスに行くことで、居場所になれるところが出てくるでしょう。
また放課後等デイサービスは1箇所だけ使うというものではなく、複数箇所使うことが当たり前になっています。今日は運動クラブ系のところ、明日は英語塾のようなところ、明後日はパソコン・プログラミング…というように、複数を習い事感覚で利用している人も少なくありません。
不登校の子どもたちに合わせたフリースクール的な場所を探すのであれば、放課後等デイサービスをいくつか回ってみるというのも一つの方法でしょう。もちろんフリースクールも使いながら利用すれば、さらに子供の居場所は増えていきます。
高校進学、高校生のサポートができる強み
ちなみにディープレイスでも放課後等デイサービスでフリースクールのように居場所として利用していただくことも可能です。さらにディープレイスでは高校進学についてのアドバイス、通信制高校・単位制高校に通う子どもたちのサポートも行っています。
行う活動はかなり幅広く、人によって様々です。パソコンの練習がしたい、プログラミングをやってみたいという人もいれば、学校に行けないけれども居場所として使いたいという人もいます。また高校の進学についての相談や卒業後の進路相談なども受けています。
一般的に、なかなか放課後等デイサービスでは療育はするけれども進路相談などはしない、というところがほとんどでしょう。ディープレイスはそういった部分も対応しているのが強みと言えます。
まとめ:フリースクールと放課後等デイサービスの併用を
学校が嫌になった時、家に帰る場所があるというのはすごく良いことだと思います。ただ、家にずっといることをよく思わないのは保護者の方も子どもも同じかと思います。
であれば、複数の居場所を持つことは悪いことではありません。できる限り、自分にあう居場所を探してもらえればと思います。それがフリースクールなのかもしれないし、習い事かもしれないし、放課後等デイサービスかもしれません。
子供のためにも、複数の居場所を作ってあげたい、その一つにディープレイスもなっていきたいと考えています。