
先日、研修に行かせてもらったとき、障害のある子供が生まれた家族についてスポットライトを当てたお話を聞かせてもらいました。ディープレイスの理念である「自尊心・自己肯定感を育む」というものと並ぶほど、大事なことが見つかりました。

お母さん・家族・スタッフも幸福になるべき
研修の内容を簡単にまとめると下記のようなものでした。
障害のある子供(このときは重いダウン症でした)が生まれたとき、家族、特に母親は子供の世話・介護を否応なしに行うことになる。
その際、母親を始めとした家族は自分自信の自由ややりたいことを犠牲にしなければならず、幸福度が下がる。社会としては障害をもつ子どもも家族も幸福になるための道を模索しなければならない
だいたい、こんな感じだったと思います。私自身、すごく納得するお話で、それ以来、この話を意識するようになりました。
ディープレイスでもスタッフが発達障害の子どもたちに対して支援をしております。お母さんも一緒にいろいろな情報交換をしつつ、ご家庭でも支援頂いております。また学校でも支援を受けているかと思いますが、この支援をしている家族・施設スタッフ・教職員のすべてが幸せであることを目指さなければいけない、そう考えています。
例えば極端な例ですが、ある子どもに対して支援を行うことで、その施設スタッフが非常に疲弊してしまうようなことは避けなければいけません。また、ご家族、特にお母さんが子どものことで悩んで不安になっている状況というのを、我々施設側が助ける必要があると思っています。
ディープレイスでは利用する子どもを第一に考えて行動していますが、子どもの支援を通じて、家族の幸せにつながるように考えているつもりです。ぜひお母さんも放課後等デイサービスにいろいろとお願いしてみてください。我々も最大限できる範囲でサポートします。